将来の資金が心配、相続の問題を早めに解決しておきたい、そう考えて不動産の売却をする方法の一つとしてリースバックというものが存在します。
このリースバックとは、具体的にどういった仕組みなのでしょうか?
今回は、リースバックについての紹介とそのメリット・デメリットもお伝えしますので、売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
不動産売却のリースバックとは?
不動産を売却する方法のひとつとしてあるリースバックとは、現在住んでいる住宅を売却し、その売却した住宅を買主から借りて暮らし続ける方法です。
こうした売却方法を利用することで、売主は一括でまとまった資金を手にすることができます。
住宅ローンの返済が滞ってしまったとき以外にも、不良の事故による怪我や病気、教育費やローン以外の返済にもあてられます。
お金がなくてどうしても家を手放さないとならないといったときにも有効な方法となり、住宅を売ってお金を受け取っても引っ越しの必要がありません。
引続き住み慣れた住宅に住み続けられるのは、リースバックの嬉しいポイントです。
不動産売却でリースバックをするメリット
こうしたリースバックには今まで住んでいた住宅に住み続けられるというほか、税金関係でもおおきなメリットがあります。
賃貸契約を結ぶので家賃は必要となりますが、自身の所有している財産ではなくなります。
当然所有権は買主となりますので、固定資産税やマンションの管理費、修繕積立金の支払いまでもが不要となります。
さらに収入が安定してきたら再度住宅を買い戻すこともできるので、こうしたポイントも大きなメリットとなります。
不動産売却でリースバックをするデメリット
そんなリースバックには、当然ながらデメリットも存在します。
固定資産税などの税金はなくなるものの、賃貸契約になるわけですから毎月家賃が発生します。
さらにその場合の家賃は周辺の家賃相場よりも10%前後高くなりがちなので、こういう点もデメリットといえます。
将来買い戻すことができるとは言え、リースバックで買主が買い取っている状態では当然自身の財産ではありませんので、相続することはできません。
まとめ
リースバックとは、住宅ローンが払えない、まとまった資金が必要だといったときに役に立つ不動産の売却方法です。
自分の住宅を売却して借りることで、同じ住宅に住みながらまとまった資金が手に入るのは大きなメリットです。
しかし同時に家賃が相場より高かったり、買い戻し費用が高額になったりなどはデメリットになるので、自分にとって最適なのかどうかよく考えて活用しましょう。
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